CBXファンの皆さま、こんにちは。NGU AUTO代表の“こうじのすけ”こと杉本です。
私がCBXの生誕30周年を記念して、『甦れ!CBX400F~DEPAITURE~』を開催したのが、2011年初冬。今でこそCBX専門店の代表を任されるようになりましたが、当時まだ私は、ただのCBXユーザーでした。
自分のバイクに対する愛情を、再確認するきっかけにしてほしい。ひとりでも多くの人からCBXに興味を持っていただいて、一台でも多くのCBXに甦ってほしい。そんな思いだけで突っ走ってきましたが、このイベントにかける思いは、その頃からまったく変わっていません。それどころか、同時代を駆け抜けたあらゆるバイクを、青空のもとに連れ出したいと考えるに至りました。我々が入場無料にこだわるのは、その思いが原点にあるからです。
商売人としては失格ですが、元々はCBXユーザーが始めたイベントです。難しいことは考えず、皆で集まり、皆が笑顔になれる場所を提供したい。当時の気持ちを忘れず、今後もイベントを開催していきたいと思います。
皆さま、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
我々が愛してやまないCBXというバイクは近年、ものすごい勢いで人気が上昇し、若者がおいそれと買えるバイクではなくなってきました。
おそらく、今後CBXの価値が暴落することはないでしょう。それは喜ばしいことですが、我々が危惧するのは、CBXが高級嗜好品になって『閉じられた世界のバイク』になってしまうことなんです。それって面白くない! じゃあ、そうならないためには? という自問自答を繰り返した結果、交流の場をひとつでも増やして、よりオープンで開かれた世界にしていくことが肝心なのでは? と考えるに至りました。
CBXというバイクが多くの人の目に触れ、多くの人から興味を持たれるバイクになってほしい。そんな方々の『スペース』に、このイベントがなれたら嬉しいです。
「甦れ!CBX400F」は、ミーティングを主体とした単車イベントである。CBXオーナーはもちろん、ライダーである誰しもが皆心から楽しめる極上のCBXが勢ぞろい。CBX専門イベントとしては国内最大級の規模であり、全国津々浦々からCBXマニアや絶版車マニアが多数押し寄せる。CBXオーナーの展示スペースも無料で開放しており、自慢の愛車を来場者にお披露目できる絶好の機会ともなるだろう。当日はプレスも複数来場するため、自慢の愛車が取材班の目に留まれば誌面やWEBサイトに掲載されることも。ほかにもメーカーやショップの出展ブースが設置されているので、CBX関連の商品やグッズなどの購入も可能だ。
第4回までは毎年11月開催だったミーティングの開催間隔を2年に1度に変更。これは第4回終了時には決まっていたのだが、会場の調整がつかず。一度は4月に開催が決定していたのだが、今度は天候不良で当日に中止が決定するなどバッドラックが続いていた。しかし、このままでは終われないと、年内中の再開催を決心。約半年後、前回開催からは3年後となる2017年11月に開催となった。今回からCBX&絶版車ミーティングというタイトルになり、会場はCBXと絶版バイクが合同で入場する形となった。イベントサブタイトルは~ULTIMATE~。日本語訳は「究極」
すでに定例のイベントになった第4回は、これまでの集大成のよう内容。全国から延べ100台前後のCBXと、同数以上の絶版車が会場を埋めた。京都・大坂・静岡など近隣のショップがブースを出展していた。雑誌社の撮影も複数あって、イベント後には様々なメディアに登場、その存在が全国的にアピールされた。イベントサブタイトルは~BLAZE~。日本語は「燃えさかる、怒りで燃える」
この頃になると、CBXファンの間でもその存在はほぼ認知されていた。会場には協賛ショップのブースも多数並び、遠方から駆け付けるCBX乗りも少なくなかった。イベントの規模拡大に伴い、CBX以外のバイク乗りも多く来場するように。各協賛ショップのブースごとにじゃんけん大会を行うなど、入場無料のイベントとは思えない太っ腹企画続出で、来場者にとっても大いにメリットがあるイベントとなっていった。イベントサブタイトルは~SUPERB~。日本語では「素晴らしい、素敵な」。
初回イベントの際にもすでに「今後、第2回、第3回と毎年恒例のミーティングにして行きたい」と、杉本氏本人が語っていたように、この第2回の開催は既定路線だった。第1回では“いちCBXファン”であった杉本氏だが、この時はすでにショップ『DEEPFIELD』のスタッフとなっていたため、機動力は大幅にアップ。ショップなどの協賛も増え、雑誌社の取材も入るなどミーティングイベントとして、大幅にブラッシュアップされた。イベントサブタイトルは~BEEMING~。日本語訳は「晴れやかな、喜びに満ちた」。
CBX400Fが生誕30周年を迎えることを記念し、当時“いちCBXファン”の立場であった杉本氏が立ち上げたイベント。それがこの『甦れ!CBX400F』であった。イベントサブタイトルは~DEPAITURE~。日本語の意味は「出発」。以降、イベントには必ずサブタイトルが付くようになる。初回ではあったが、CBXファンとしての知名度と交友関係を駆使し、次回以降のイベントにも期待を感じさせる内容であった。
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